WiMS/SaaS 勤務管理システムはとてもバランスの良いサービスです。システムを用いて適切に労務管理を行いつつ、時短勤務・テレワークなど多様な働き方に対応します。ここでは、WiMS/SaaS 勤務管理システムの特徴や導入事例についてまとめました。
WiMS/SaaS 勤務管理システムは、株式会社ソリューション・アンド・テクノロジーが提供しているクラウド型(SaaS型)勤務管理システムです。これから成長していこうと考えている事業者から、すでに大規模の従業員を抱えている大企業まで、幅広い企業や現場のニーズに合わせて勤怠管理を効率化することができます。
働き方改革関連法案への対応はもちろん変形労働制やフレックス制、リモートワーク・テレワークといった多様化するワークスタイルにも柔軟に対応することが可能であり、さらに休暇管理や工数管理といった機能まで活用して人材マネジメント業務を効率化できる点が魅力です。
初期費用 | 要問い合わせ |
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1人あたりの月額料金 | 要問い合わせ |
無料トライアル | 〇(詳細は要問い合わせ) |
主な機能 | 出退勤時間入力/勤務表承認/工数管理/勤務計画管理/過重労働警告機能/就業形態管理/勤務時間管理/勤務日数管理/回数管理/ダッシュボード・グラフ/労務申請/労務申請承認/従業員マスタ管理/他システムインタフェース/年次有給休暇/その他有給休暇/英語標準対応・多言語対応可能/運用サポート/パーソナライズ機能 |
WiMS/SaaS 勤務管理システムには様々な機能が搭載されており、しかもクラウドサービスとして運営会社がアップデートなどを行ってくれるため、ユーザーは常に最新状態のシステムや機能を利用できます。
ここではWiMS/SaaS 勤務管理システムの代表的な機能について、概要や種類をまとめていますので参考にしてみてください。
従業員の出勤・退勤などに関して、複数の方法から任意の方法を選んで使用できます。
従業員自身が打刻できることは当然として、代理者が出退勤入力を行ったり、代理者が複数の従業員の出退勤を一括入力したりすることも可能です。またクラウドサービスであるためインターネットへアクセスできる環境であればどこからでも打刻可能であり、共有パソコンやオフィスのパソコンの他にも、各従業員が持っているスマートフォンやタブレット、その他の専用インターフェースを利用した打刻にも対応しています。
各種申請や承認作業を一元管理して、承認漏れや未提出者へのリマインドなどもスムーズに行えることが特徴です。
日次承認や権限者・部門長による多段階承認、代理人による承認といった複数の承認を利用できます。申請の未提出者に対する督促メールの送信や、未承認状況における管理者への督促メールの送信など、申請者・承認者の双方にとってメリットや利便性をもたらしてくれることは見逃せません。
残業時間や過重労働についても警告機能が備えられており、36協定超過や労働安全衛生法超過に対する警告から、業務の間のインターバル不足に対する警告といったアラートまで幅広く設定可能です。
各従業員の勤務スタイルや就業形態ごとに管理できるため、変形労働制やフレックス制を導入したり、リモートワークやテレワークといった在宅業務を許可したりする際にも役立ちます。
従業員の勤務時間については自動的に集計し、残業時間や深夜時間、休日出勤の時間といった条件ごとの分類にも対応するため、詳細かつ精度の高い勤怠管理を実行できます。
また有給休暇取得状況や時短勤務日の日数計算、さらに食事や宿直、宿泊手当の回数などの計算も自動化して多様な働き方の実現をサポートできることが強みです。
WiMS/SaaS 勤務管理システムでは多数の従業員や部署を有する大企業でも利便性を向上させられるよう、従業員のマスタ管理について複数の情報を条件設定し、管理者の業務負担を軽減しつつヒューマンエラーを防止していることもポイントです。
マスタ管理で設定できる情報としては、氏名や入退社日などの基本情報から、所属履歴情報や駅情報、就業履歴情報、役職や資格の有無といった汎用項目履歴情報と色々なものを組み合わせることができます。また各種申請や入力を代行者が実施する場合、そのための代行権限情報についてもまとめて管理しやすくなっています。
少子高齢化が深刻化する現代日本の社会において、優秀な外国人労働者を積極的に活用していけるよう、日本語だけでなく英語やその他の言語にも対応可能です。
実際にどのような国の言語をカバーできるかについては、改めてWiMS/SaaS 勤務管理システムのコンサルタントへ確認してください。
出退勤時間管理/休暇・残業の申請/承認ワークフロー/メール・プッシュ通知/シフト管理/プロジェクト工数管理/過重労働アラート機能/英語標準対応・多言語対応可能/基幹システム連携 他
公式HPに記載がありませんでした。
WiMS/SaaS 勤務管理システムは勤怠管理にとどまらず、勤怠管理を含む労務管理全体をサポートする各種機能を標準で搭載しています。出退勤時間の管理はもちろん、休暇・残業の申請、承認ワークフロー、シフト管理、プロジェクト工数管理など多岐にわたって網羅しています。出退勤の打刻、および休暇取得など各種申請はPCやスマートフォンからでも届出が可能です。
昨今では、フレックスタイム制・変形労働時間制・時差勤務・時短勤務・テレワークなど働き方が多様化しており、企業には柔軟な対応が求められています。WiMS/SaaS 勤務管理システムは多様なワークスタイルに対応しており、各種の勤務形態に合わせた設定が可能なだけでなく、残業・有給などの情報を個人単位でマスタ設定が可能です。従業員それぞれの働き方に応じた勤怠管理が行えます。
WiMS/SaaS 勤務管理システムは、勤務状況や出退勤時間の打刻手段が多彩です。PC・スマートフォン・WEB打刻・カードリーダー・タイムレコーダーなど、状況に合わせて適切な方法が選べます。これにより、外出先からの入力が容易となり利便性が高まり業務効率化にも貢献します。
なお同システムでは、より客観性の高い方法として、PCのログオン・ログオフ時間と勤怠を連携した打刻も可能です。
大手建設会社へのWiMS/SaaS導入で、勤怠処理の短縮化を実現した事例。時短のみならず管理部門の業務効率化にも貢献したほか、従来発生していた後工程でのデータ修正もほとんどなくなりました。勤務状況の見える化が図られたことで、勤務時間に対する意識の変化に良い影響が与えられたとのこと。
情報サービス業におけるWiMS/SaaS 勤務管理システムの活用事例。新型コロナウイルスをきっかけに起こったテレワーク・在宅勤務などワークスタイルの多様化を受け、同システムで在宅勤務のチェックボックスを追加。在宅勤務における出勤率の把握や集計に活用しました。今後は出社時の交通費計算にも活用したいとのこと。
弊社もテレワークに関する制度を整備し、手当や働き方の運用も変更いたしました。その中で、在席状況機能により誰がどこで働いているのかの見える化が可能となり、勤務の把握や電話取次などが容易となりました。勤怠関連の申請について、ワークフロー化をすることができ、申請から承認までのリードタイムを大幅に短縮することができました。
申請内容のチェック段階でのミスが大幅に減りました。担当者は、出張手当の日当など社内ルールを正確に把握している必要がありましたが、WiMS/SaaSでは、申請時にシステムで制御できるため、チェック担当者の教育コストを削減できたと思います。 申請を差し戻した場合も、現在のステータスをすぐに画面で確認できるため、再提出までの時間が短くなりました。
竹中工務店/大興電子通信/セブン&アイ・ホールディングス/アイエックス・ナレッジ/近鉄エクスプレス/小野田ケミコ/インフォテック・サービス/東京自働機械製作所/八千代産業
ソリューション・アンド・テクノロジーのWiMS/SaaSはバランス感覚に秀でた勤怠管理システム。テレワーク・在宅勤務など自律的な働き方を推進しながら、同時に適切な労務管理を行うことができるため、グループ全体で統一的な勤務管理が求められる大企業での導入・活用におすすめです。
このメディアでは、今の勤怠管理システムに使いづらさを感じている企業向けに、50以上の勤怠管理システムを調査。抱えている課題ごとにおすすめのシステムをご紹介しています。
PC/スマホ/カードリーダー/タイムレコーダー
社名 | 株式会社 ソリューション・アンド・テクノロジー |
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本社所在地 | 東京都千代田区四番町6 東急番町ビル8F |
電話番号 | 03-3222-0201 |
公式HP URL | https://www.solty.co.jp/company/outline.html |
ここでは、勤怠管理システムの導入にあたってよくある3つの課題ごとに、それぞれオススメのシステムを紹介します。
※引用元:キンタイミライ公式HP
(https://kintaimirai.jp/)
タップすると各機能の説明が表示されます
「時間帯ごとの要員数」と「人件費予算」を同時に確認しながら、シフトの登録・調整を実施
1ヵ月60時間を超える時間外労働について、代替休暇を取得
指定した起算日に基づき、4週4休のチェックを実施し、必要に応じて休日出勤を割り当て
社会保険・36協定・長時間労働に関して、指定したルールに基づきアラート
振替出勤が発生してから指定期間が経過すると、休日出勤の割増賃金対象の時間数として自動精算
その企業固有の集計方法をきめ細かに設定し、集計を自動化
集計結果を含んだ出勤簿をPDF形式で出力
日々の勤務実績に基づく人件費を計算し、締め日を待たずして人件費を把握可能
従業員のマスタ情報を1ヶ月単位で管理できるほか、CSV形式で一括して取得/編集/登録も可能
社員やバイト、パートといった従業員の属性別にカレンダーを設定できるほか、まるめ・集計機能との連動も可能
登録されたシフトに基づいて、遅刻早退を自動で判定
売上や生産高、処理量などの成果を入力し、その成果と勤務実績を対比させて、折れ線グラフで表示
※引用元:ジョブカン勤怠管理 公式HP
(https://jobcan.ne.jp/)
タップすると各機能の説明が表示されます
リアルタイムでスタッフの勤務状況の確認や拠点ごとの勤怠管理が可能
直感的な画面操作で簡単にシフトを申請・作成が可能
出勤管理機能やシフト管理機能と連動し、複雑な休暇管理を簡単に実施
スマホやタブレットでも、打刻・閲覧・各種申請などが可能
スタッフやタスクごとの工数集計やデータ出力・分析が可能
スタッフの勤務状況を自動集することが可能
時間外労働状を一覧で確認でき、36協定超過がある際は自動アラートでお知らせ
画面上の言語は、英語、韓国語、スペイン語、タイ語、中国語(簡体字・繁体字)、ベトナム語への切り替えが可能
医療現場の勤務形態に合わせた運用が可能
※引用元:マネーフォワード クラウド勤怠 公式HP
(https://biz.moneyforward.com/attendance/)
タップすると各機能の説明が表示されます
日次勤怠、勤怠確認、分析レポート、拠点別打刻集計、カスタム自動集計(数値集計)
役職階層、ワークフロー経路、申請ワークフロー、代理申請ワークフロー、受信ワークフロー
異動予約(役職)一覧、異動予約(就業ルール)一覧
有給休暇の自動付与、有給休暇付与予定一覧、有給休暇管理簿
不正な打刻・打刻漏れ、許可されていない打刻、無効な勤務パターン
打刻ごとの丸め設定、出勤・退勤・休憩の丸め設定、勤怠項目ごとの丸め設定、日ごと・月ごとの丸め設定、未申請の丸め設定、シフト範囲外打刻の丸め設定
従業員データ、日次勤怠データ、有給休暇利用実績、休暇付与データなどのインポート
従業員データ、月別データ、出勤簿データ、出勤簿データ、1ヶ月のシフト表、時間帯別のシフト表などのエクスポート
シフト管理、操作権限設定、ワークフロー通知、マネーフォワード クラウド給与との連携
※選定基準:
・キンタイミライ:Google検索「勤怠管理システム」でヒットした55製品の内、本番開発前のプロトタイプ開発および導入後の無料調整を唯一行っているシステムとして選出(2023年5月16日調査時点)。
・ジョブカン勤怠管理:Google検索「勤怠管理システム」でヒットした55製品の内、必要な機能を選んで価格が決まる製品で、機能が200種類と最も多い (2023年5月16日調査時点)。
・マネーフォワード クラウド勤怠:Google検索「勤怠管理システム」でヒットした55製品の内、一元管理できるバックオフィス業務のシステムが最も多い(2023年5月16日調査時点)。
ここでは、勤怠管理システムを乗り換えるにあたってよくある3つの課題ごとに、それぞれどういう基準でシステムを選ぶべきかを解説いたします。
既存のシステムでは自社のルールに合った管理でができておらず、手作業が発生しているなど、今のシステムに課題を抱えている企業もたくさんいらっしゃることでしょう。ホテル、運輸・倉庫、小売り、飲食といった、一般的なオフィスワーカーとは異なる勤務体系の業種に多いようです。
また企業規模が大きくなればなるほど従業員の雇用形態や労働形態が複雑になる上、高いコンプライアンスを求められることから、大企業を中心に既存システムでは対応しきれなくなるケースも散見されます。
上記のような課題を抱えている企業に必要なのは、「高いカスタマイズ性」を持つ勤怠管理システム。既存システムの機能では解決できない以上、自社仕様に機能を開発/調整してもらうほかありません。
このようなシステムを導入するにあたっては、細かいヒアリングを行った後、エンジニアが機能を調整してくれるため、痒い所に手が届くシステムになるでしょう。その分、既存のシステムよりもコストがかかりますが、従業員規模1,000名~といった大企業であれば 費用感は合うはずです。
機能の充実した勤怠管理システムを入れてはみたものの、運用を始めてみるとあまり使っていない機能があることに気が付くケースです。複雑な機能を用いて厳密に管理を行うというよりかは、選び抜いた機能だけのシンプルで低コストなシステムに乗り換えたいとお考えの中小企業も多いでしょう。
従業員からも、管理者からも直感的に使えないとの声が上がったり、実際にエラーが頻出しているケースもあるようです。
上記のような課題を抱えている企業に必要なのは、「機能を選んでコスパ良く使える」勤怠管理システム。「出勤管理機能」「休日申請機能」だけで良い企業もあれば、「シフト管理機能」も欲しい企業もあるでしょう。
企業の規模や労務管理の方法などによって、欲しい機能は異なるのが普通。機能を厳選することで、従業員にとってもシンプルで使いやすく、経営者にとってもコスパの良いシステムとなるのです。
事業の拡大に伴って従業員は増えるものの、労務管理を行う人数は増えていかず、管理する現場では負担が増える一方。既存のシステムでは勤怠とその他バックオフィスシステムを別々に導入しているため、うまく連携できていないという課題を持つ企業もいらっしゃることでしょう。
ベンチャー企業などにおいては、上場を視野に入れてバックオフィス業務を一気に統制していきたいというケースもあるようです。
上記のような課題を抱えている企業に必要なのは、「バックオフィス業務を一元管理できる」勤怠管理システム。「勤怠管理」だけでなく「給与」「会計」「経費」「人事管理」など、複数のバックオフィスシステムを展開しているシステムから、自社が必要なシステムを組み合わせて乗り換えると良いでしょう。
当然連携することを前提に開発されている為「リアルタイムでの数値同期」などで税理士との連携を行いながら、より効率的にバックオフィス業務を遂行することが可能です。