キンタイミライはネオレックスが提供するクラウド型勤怠管理システムです。多彩な打刻方法や柔軟なカスタマイズ性を備え、大規模・複雑な勤怠管理の合理化に貢献します。ここでは、キンタイミライの特徴や導入事例をまとめました。
勤怠管理システム「キンタイミライ」は株式会社ネオレックスが大規模法人向けに開発したクラウド型勤怠管理システムであり、かつては「バイバイタイムカード」という商品として提供されていました。キンタイミライはiPadとQRコードリーダーを組み合わせた打刻や各種勤怠管理機能、ワークフロー機能、さらに複数の外部システムとの連携など幅広いニーズに対応できる点が特徴です。
また導入に際してはネオレックスの担当者がクライアントを現地訪問し、キックオフミーティングからプロトタイプの仮設定、試用期間や本導入に向けたシステム構築まで一連の段階を全てサポートしてくれます。
初期費用 | 要見積 |
---|---|
1人あたりの月額料金 | 要見積 |
無料トライアル | 要問合せ |
主な機能 | 勤務時間等の集計/打刻関連機能/リアルタイム確認/シフト管理/休日・休暇管理/変形労働制・フレックス/ワークフロー(申請・承認)/勤怠確定/アラート/36協定・働き方改革/給与データ出力/分析データ・帳票/予実管理/システム間連携/その他カスタマイズ |
キンタイミライではスマートデバイスやQRコードリーダーを使用した打刻方法の他にも様々な機能を利用することが可能です。
キンタイミライの特徴の1つとして、様々なデバイスやシステムを活用した打刻方法に対応している点が挙げられます。
例えばiPhoneやiPadにQRコードをかざすだけで打刻できる方法に加えて、パソコンとQRコードリーダーの組み合わせやパソコンとICカードリーダーの組み合わせ、さらに指紋や静脈認証といった生体認証を利用した打刻、その他にも専用ページへのログインやGPS機能の位置情報と連動させた打刻などが用意されています。
なお、打刻に組み合わせるシステムとして独自のコミュニケーション機能が用意されていることもポイントです。
クライアントの業種業態や勤務形態に合わせて、専任担当者が勤務時間の集計システムを構築し、それぞれの事業所や勤務環境に応じて勤務時間などのデータを自動集計する環境を整えてくれることも重要です。また打刻された時刻におけるまるめ処理に対しても、1分単位や10分単位、15分単位など実際の就労形態などに合わせて調整できる上、出退勤や休憩などまるめ処理の条件をタイミングによって変更することもできます。
従業員の勤務状況についてリアルタイムで集計し、管理画面で各従業員の現況を見える化できることも見逃せません。また勤務状況は事業拠点だけでなく遠隔地や外回り中の従業員に関してもトレースできるようになっており、さらに勤務実績について現時点での速報値を一覧として表示することが可能です。
なお各従業員の労働時間や有休の取得状況、残業の状況といった項目に関して、事前に設定している条件に対して上限接近・超過などが発生した場合は、アラート機能によって管理者や従業員にリマインドします。
月間変形労働時間制やフレックス勤務、従業員ごとに締結している企業独自の就労契約条件など、それぞれの条件に合わせてシフト作成やシフト管理を効率化します。また休暇の付与や有休の残数管理などもシフト管理やスケジュール管理に組み込まれており、従業員の有休取得率の向上や安定についても管理者の作業負担を軽減できることが特徴です。
夏期休暇や冬期休暇、リフレッシュ休暇、さらに企業独自の休暇制度についてもカスタマイズ設定することで柔軟に対応します。
各種申請や承認といったワークフロー機能では、それぞれのクライアントに応じて申請項目がカスタマイズできる上、運用方法に合わせてアラート機能を設定し、UI品質の向上と管理業務の効率化などを複合的に促進できることがポイントです。
承認待ちの申請については一覧表示できる他、申請データの一括承認といった機能も用意されているため、承認漏れなどのリスクにも備えられます。
勤務状況や予実管理に関して各種データ分析を行い、企業の経営戦略や人材管理計画の構築に役立てられることが魅力です。また給与データについて必要な情報をCSV形式で出力し、給与システムなど外部システムと連携させて給与管理や労務管理を効率化します。
給与データの他にも分析データや各種帳票の出力に対応しており、例えば作成したシフトをPDF出力して従業員へ配布したり、紙ベースで保管したりといった業務ニーズもカバーしています。
有休・振休・代休 付与・残数管理/社食システム機能/まるめ集計パターン/打刻漏れ・データ登録の間違いの発見・修正/給与計算向けデータの出力/PDF出勤簿/マスタの管理/日次データのダウンロード/勤務中従業員一覧/有休・残業等 申請・承認/個人別有休等実績明細/就業実績速報/就業実績バーグラフ(拠点別)/就業実績バーグラフ(個人別)/リアルタイム人件費/時刻型 シフト管理/パターン型 シフト管理/基本シフト/PDFシフト表/予実対比型 就業実績バーグラフ(拠点別)/予実対比型 リアルタイム人件費/打刻時メール送信/雇用期限管理/生産性管理/管理システムアクセス IP制限/パスワード管理機能強化/英語モード対応
※1ホテルあたり70人で、20ホテルで1,400人の場合です。
※1拠点あたり40人で、60拠点で2,400人となる場合です。
私の勤務先では、QRコードで打刻をおこなっております。まず、圧倒的に初期コストのかからない点がメリットであると考えてます。iPadを使えばインカメラにQRコードをかざすだけです。QRコードであれば紙に印刷する、ラミネート加工するだけなど非常に簡単です。以前使っていた勤怠ツールはIDとパスワードを入力しなければならず、タイピングの手間が煩わしかったです。確かに静脈認証となるとセキュリティ面とスピードはいいですが、初期費用を考慮すると最初に低コストで導入できるQRコードは非常に優れていると思いました。(後略)
キンタイミライの魅力の一つは、出退勤時刻の打刻方法が多彩なことです。当初はバーコードのみでしたが、現在はスマホ・iPad・パソコン・QRコード・ICカード・指静脈等々、全部で12種類があります。これにより、就業場所に関係なく状況にあった打刻方法を選択してスムーズな処理が可能になります。現場ニーズに応えられる勤怠管理システムです。
キンタイミライは初期設定のままでも使用できますが、自社の状況にあわせた柔軟なカスタマイズもできます。各社の集計ルールや就業規則を考慮の上、専任のコンサルティングチームがニーズを反映した設定を行うため、会社の規模や業種に関係なく自社に適した勤怠管理システムを得ることができます。従来のシステムでは難しかった複雑な勤怠管理にも対応可能です。
ニーズにあった勤怠管理システムを導入したいと考える方も多いでしょう。キンタイミライは2003年のサービス開始以来、さまざまな企業で採用され豊富な実績を積んでいます。培った経験とノウハウが集約されているほか、カスタマイズも提供しているため、幅広い業種の労務管理ニーズに対応できます。
導入コストを抑えて勤怠管理をデジタル化したい小規模事業者や店舗経営者におすすめです。キンタイミライは、iPadとQRコードを活用するだけで出退勤の打刻が可能なため、専用機器や高度なIT環境が不要で、初期費用を最小限に抑えられる点が評価されています。タイピングによる認証が不要な仕組みは、現場の負担軽減にも寄与し、操作も直感的。シンプルな運用で勤怠管理の基本機能を備えており、初めてシステム導入を検討する事業所にも適しています。
オプション |
|
---|---|
対応環境 | ネットワーク環境=インターネットまたはVPN |
提供形態 | クラウド / SaaS / ASP |
プランに関する記述は公式サイトにありませんでした。
家具小売りチェーンへのキンタイミライの導入事例。店舗ごとに集計を行い本部での集中管理ができないなど非効率な状態にありましたが、同システムの導入により、データを一元化して全て本社で一括管理できるようになりました。旧システムからの切り替えのトラブルも一切なかったとのこと。
鉄道系のホールディングスで、既存の勤怠管理システムの見直しでキンタイミライが採用された事例。既存システムとの連携性や管理の一元化が課題でしたが、稼働後のトラブルなど曲折を経て、グループ内でのシステム導入と定着を実現しました。現在はグループの共通システムという位置づけとなっています。
IKEA/西武ホールディングス/キャメル珈琲/伊東園ホテルズ/共立メンテナンス/京王プラザホテル/伊豆箱根鉄道/湖国バス/ジェイアール東日本物流/西武電設工業/アサヒブロイラー/エイアンドダブリュ沖縄/ソフト・ハート研究所/近江トラベル/メディカルシステムネットワーク/西武SCCAT 他
ネオレックスのキンタイミライは、システムの設定をカスタマイズできるのが大きな魅力。「労働時間を正しく集計したい」「有給休暇を適切に管理したい」など自社のニーズにマッチした勤怠管理システムを導入したい会社におすすめです。
このメディアでは、今の勤怠管理システムに使いづらさを感じている企業向けに、50以上の勤怠管理システムを調査。抱えている課題ごとにおすすめのシステムをご紹介しています。
スマホ/iPad/パソコン/QRコード/ICカード/指静脈等/ ※全部で12種類
社名 | 株式会社ネオレックス |
---|---|
本社所在地 | 愛知県名古屋市熱田区伝馬1-4-25 ネオレックスビル |
電話番号 | 052-681-2121 |
公式HP URL | https://www.neorex.co.jp/ |
キンタイミライは、QRコードによる打刻機能を活用し、iPadと紙媒体だけで出退勤管理を始められる点が特長のクラウド型勤怠管理システムです。専用端末や複雑な設定が不要なため、初期導入コストを最小限に抑えたい小規模事業者や店舗運営企業に最適。直感的な操作性により、タイピング不要でスムーズな打刻が実現し、現場の負担も軽減されます。ID・パスワード入力による煩雑さがないシンプルな仕組みで、勤怠管理の第一歩として非常に導入しやすい製品です。
ここでは、勤怠管理システムの導入にあたってよくある3つの課題ごとに、それぞれオススメのシステムを紹介します。
※引用元:キンタイミライ公式HP
(https://kintaimirai.jp/)
タップすると各機能の説明が表示されます
「時間帯ごとの要員数」と「人件費予算」を同時に確認しながら、シフトの登録・調整を実施
1ヵ月60時間を超える時間外労働について、代替休暇を取得
指定した起算日に基づき、4週4休のチェックを実施し、必要に応じて休日出勤を割り当て
社会保険・36協定・長時間労働に関して、指定したルールに基づきアラート
振替出勤が発生してから指定期間が経過すると、休日出勤の割増賃金対象の時間数として自動精算
その企業固有の集計方法をきめ細かに設定し、集計を自動化
集計結果を含んだ出勤簿をPDF形式で出力
日々の勤務実績に基づく人件費を計算し、締め日を待たずして人件費を把握可能
従業員のマスタ情報を1ヶ月単位で管理できるほか、CSV形式で一括して取得/編集/登録も可能
社員やバイト、パートといった従業員の属性別にカレンダーを設定できるほか、まるめ・集計機能との連動も可能
登録されたシフトに基づいて、遅刻早退を自動で判定
売上や生産高、処理量などの成果を入力し、その成果と勤務実績を対比させて、折れ線グラフで表示
※引用元:ジョブカン勤怠管理 公式HP
(https://jobcan.ne.jp/)
タップすると各機能の説明が表示されます
リアルタイムでスタッフの勤務状況の確認や拠点ごとの勤怠管理が可能
直感的な画面操作で簡単にシフトを申請・作成が可能
出勤管理機能やシフト管理機能と連動し、複雑な休暇管理を簡単に実施
スマホやタブレットでも、打刻・閲覧・各種申請などが可能
スタッフやタスクごとの工数集計やデータ出力・分析が可能
スタッフの勤務状況を自動集することが可能
時間外労働状を一覧で確認でき、36協定超過がある際は自動アラートでお知らせ
画面上の言語は、英語、韓国語、スペイン語、タイ語、中国語(簡体字・繁体字)、ベトナム語への切り替えが可能
医療現場の勤務形態に合わせた運用が可能
※引用元:マネーフォワード クラウド勤怠 公式HP
(https://biz.moneyforward.com/attendance/)
タップすると各機能の説明が表示されます
日次勤怠、勤怠確認、分析レポート、拠点別打刻集計、カスタム自動集計(数値集計)
役職階層、ワークフロー経路、申請ワークフロー、代理申請ワークフロー、受信ワークフロー
異動予約(役職)一覧、異動予約(就業ルール)一覧
有給休暇の自動付与、有給休暇付与予定一覧、有給休暇管理簿
不正な打刻・打刻漏れ、許可されていない打刻、無効な勤務パターン
打刻ごとの丸め設定、出勤・退勤・休憩の丸め設定、勤怠項目ごとの丸め設定、日ごと・月ごとの丸め設定、未申請の丸め設定、シフト範囲外打刻の丸め設定
従業員データ、日次勤怠データ、有給休暇利用実績、休暇付与データなどのインポート
従業員データ、月別データ、出勤簿データ、出勤簿データ、1ヶ月のシフト表、時間帯別のシフト表などのエクスポート
シフト管理、操作権限設定、ワークフロー通知、マネーフォワード クラウド給与との連携
※選定基準:
・キンタイミライ:Google検索「勤怠管理システム」でヒットした55製品の内、本番開発前のプロトタイプ開発および導入後の無料調整を唯一行っているシステムとして選出(2023年5月16日調査時点)。
・ジョブカン勤怠管理:Google検索「勤怠管理システム」でヒットした55製品の内、必要な機能を選んで価格が決まる製品で、機能が200種類と最も多い (2023年5月16日調査時点)。
・マネーフォワード クラウド勤怠:Google検索「勤怠管理システム」でヒットした55製品の内、一元管理できるバックオフィス業務のシステムが最も多い(2023年5月16日調査時点)。
ここでは、勤怠管理システムを乗り換えるにあたってよくある3つの課題ごとに、それぞれどういう基準でシステムを選ぶべきかを解説いたします。
既存のシステムでは自社のルールに合った管理でができておらず、手作業が発生しているなど、今のシステムに課題を抱えている企業もたくさんいらっしゃることでしょう。ホテル、運輸・倉庫、小売り、飲食といった、一般的なオフィスワーカーとは異なる勤務体系の業種に多いようです。
また企業規模が大きくなればなるほど従業員の雇用形態や労働形態が複雑になる上、高いコンプライアンスを求められることから、大企業を中心に既存システムでは対応しきれなくなるケースも散見されます。
上記のような課題を抱えている企業に必要なのは、「高いカスタマイズ性」を持つ勤怠管理システム。既存システムの機能では解決できない以上、自社仕様に機能を開発/調整してもらうほかありません。
このようなシステムを導入するにあたっては、細かいヒアリングを行った後、エンジニアが機能を調整してくれるため、痒い所に手が届くシステムになるでしょう。その分、既存のシステムよりもコストがかかりますが、従業員規模1,000名~といった大企業であれば 費用感は合うはずです。
機能の充実した勤怠管理システムを入れてはみたものの、運用を始めてみるとあまり使っていない機能があることに気が付くケースです。複雑な機能を用いて厳密に管理を行うというよりかは、選び抜いた機能だけのシンプルで低コストなシステムに乗り換えたいとお考えの中小企業も多いでしょう。
従業員からも、管理者からも直感的に使えないとの声が上がったり、実際にエラーが頻出しているケースもあるようです。
上記のような課題を抱えている企業に必要なのは、「機能を選んでコスパ良く使える」勤怠管理システム。「出勤管理機能」「休日申請機能」だけで良い企業もあれば、「シフト管理機能」も欲しい企業もあるでしょう。
企業の規模や労務管理の方法などによって、欲しい機能は異なるのが普通。機能を厳選することで、従業員にとってもシンプルで使いやすく、経営者にとってもコスパの良いシステムとなるのです。
事業の拡大に伴って従業員は増えるものの、労務管理を行う人数は増えていかず、管理する現場では負担が増える一方。既存のシステムでは勤怠とその他バックオフィスシステムを別々に導入しているため、うまく連携できていないという課題を持つ企業もいらっしゃることでしょう。
ベンチャー企業などにおいては、上場を視野に入れてバックオフィス業務を一気に統制していきたいというケースもあるようです。
上記のような課題を抱えている企業に必要なのは、「バックオフィス業務を一元管理できる」勤怠管理システム。「勤怠管理」だけでなく「給与」「会計」「経費」「人事管理」など、複数のバックオフィスシステムを展開しているシステムから、自社が必要なシステムを組み合わせて乗り換えると良いでしょう。
当然連携することを前提に開発されている為「リアルタイムでの数値同期」などで税理士との連携を行いながら、より効率的にバックオフィス業務を遂行することが可能です。