MosP勤怠管理は勤怠管理システムのオープンソースです。既に50,000ダウンロードを突破した勤怠管理システムのオープンソースについて、特徴や導入事例・費用をまとめています(2023年5月調査時点)。
オープンソースなのでカスタマイズ次第
MosP勤怠管理はオープンソースです。プログラム技術のノウハウを持つ環境であれば、オープンソースを基に自社に適したシステムを構築できます。外部の既存システムを頼るのではなく、自社のためのシステムを構築したい人に適したシステムです。
オープンソースではありますが、MosP勤怠管理では導入設定やユーザーサポート、アップテードなど各種サポートサービスを用意しています。オープンソースである以上、ある程度プログラミングの技術を持っている人を対象としたものではありますが、導入のための専門的な設定やシステム操作方法のサポートや、差分管理サポートも用意されています。
MosP勤怠管理は大学から工場、情報通信業など幅広い業界にて実績があります。オープンソースということで誰でも利用できるシステムではありませんが、オープンソースの特性を理解して活用できる層からは信頼を獲得していることが分かります。
とある運送業者は、それまで勤怠管理をExcelにて行っていたとのことですが、管理負担が大きなものとなっていたことから勤怠管理システムの導入を決意。しかしパッケージでは自社の業務に合うものがなかったことからMosP勤怠管理を採用。勤怠管理だけではなく、人事や給与を合わせることで一元管理環境を構築できたとのことです。
従業員800名規模の派遣業者は、人事管理や勤怠管理をExcelシートにておこなっていたことから、問い合わせ業務負担が大きなものとなっていたとのこと。勤怠管理システムの導入を検討したものの、パッケージのものではカスタマイズのコストが高かったことからMosP勤怠管理を導入。大幅にカスタマイズすることで、自社にマッチした効率の良い管理業務を行えるようになったとのことです。
U-NIC/hai/ワム・システム・デザイン
MosP勤怠管理はオープンソースです。そのため「誰でも簡単に導入」とはいきませんが、ある程度知識・スキルを有している環境であれば自社にマッチした、自社だけの勤怠管理システムを構築できます。
このメディアでは、今の勤怠管理システムに使いづらさを感じている企業向けに、50以上の勤怠管理システムを調査。抱えている課題ごとにおすすめのシステムをご紹介しています。
オープンソースなので自由
社名 | 株式会社マインド |
---|---|
本社所在地 | 神奈川県川崎市幸区堀川町580-16 川崎テックセンター1F |
電話番号 | 記載なし |
公式HP URL | https://mosp.jp/ |
ここでは、勤怠管理システムの導入にあたってよくある3つの課題ごとに、それぞれオススメのシステムを紹介します。
※選定基準:
・キンタイミライ:Google検索「勤怠管理システム」でヒットした55製品の内、本番開発前のプロトタイプ開発および導入後の無料調整を唯一行っているシステムとして選出(2023年5月16日調査時点)。
・ジョブカン勤怠管理:Google検索「勤怠管理システム」でヒットした55製品の内、必要な機能を選んで価格が決まる製品で、機能が200種類と最も多い (2023年5月16日調査時点)。
・マネーフォワード クラウド勤怠:Google検索「勤怠管理システム」でヒットした55製品の内、一元管理できるバックオフィス業務のシステムが最も多い(2023年5月16日調査時点)。
ここでは、勤怠管理システムを乗り換えるにあたってよくある3つの課題ごとに、それぞれどういう基準でシステムを選ぶべきかを解説いたします。
既存のシステムでは自社のルールに合った管理でができておらず、手作業が発生しているなど、今のシステムに課題を抱えている企業もたくさんいらっしゃることでしょう。ホテル、運輸・倉庫、小売り、飲食といった、一般的なオフィスワーカーとは異なる勤務体系の業種に多いようです。
また企業規模が大きくなればなるほど従業員の雇用形態や労働形態が複雑になる上、高いコンプライアンスを求められることから、大企業を中心に既存システムでは対応しきれなくなるケースも散見されます。
上記のような課題を抱えている企業に必要なのは、「高いカスタマイズ性」を持つ勤怠管理システム。既存システムの機能では解決できない以上、自社仕様に機能を開発/調整してもらうほかありません。
このようなシステムを導入するにあたっては、細かいヒアリングを行った後、エンジニアが機能を調整してくれるため、痒い所に手が届くシステムになるでしょう。その分、既存のシステムよりもコストがかかりますが、従業員規模1,000名~といった大企業であれば 費用感は合うはずです。
機能の充実した勤怠管理システムを入れてはみたものの、運用を始めてみるとあまり使っていない機能があることに気が付くケースです。複雑な機能を用いて厳密に管理を行うというよりかは、選び抜いた機能だけのシンプルで低コストなシステムに乗り換えたいとお考えの中小企業も多いでしょう。
従業員からも、管理者からも直感的に使えないとの声が上がったり、実際にエラーが頻出しているケースもあるようです。
上記のような課題を抱えている企業に必要なのは、「機能を選んでコスパ良く使える」勤怠管理システム。「出勤管理機能」「休日申請機能」だけで良い企業もあれば、「シフト管理機能」も欲しい企業もあるでしょう。
企業の規模や労務管理の方法などによって、欲しい機能は異なるのが普通。機能を厳選することで、従業員にとってもシンプルで使いやすく、経営者にとってもコスパの良いシステムとなるのです。
事業の拡大に伴って従業員は増えるものの、労務管理を行う人数は増えていかず、管理する現場では負担が増える一方。既存のシステムでは勤怠とその他バックオフィスシステムを別々に導入しているため、うまく連携できていないという課題を持つ企業もいらっしゃることでしょう。
ベンチャー企業などにおいては、上場を視野に入れてバックオフィス業務を一気に統制していきたいというケースもあるようです。
上記のような課題を抱えている企業に必要なのは、「バックオフィス業務を一元管理できる」勤怠管理システム。「勤怠管理」だけでなく「給与」「会計」「経費」「人事管理」など、複数のバックオフィスシステムを展開しているシステムから、自社が必要なシステムを組み合わせて乗り換えると良いでしょう。
当然連携することを前提に開発されている為「リアルタイムでの数値同期」などで税理士との連携を行いながら、より効率的にバックオフィス業務を遂行することが可能です。